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今年の大学院海外デザインリサーチは、2014年10月30日(木)から11月4日(火)まで、インドネシア・スマトラ島沖のニアス島へ、アジア最大の木造集落である南部ニアス集落群の調査に行ってきました。
ニアス島へは、マレーシアのKuala Lumpur経由でインドネシア第2の都市メダンへ飛び、小さな飛行機でニアス島グニンシトリ空港へ、ほぼ丸一日かかります。空港からから車で3時間南へ行ったサーフィンで有名なスポット・ソラケビーチの近くの丘の上に、
船のようなカタチをした木造集落がいくつも存在しており、現在の多くの人たちが生活しています。
ブルネイ・ダルサラーム国(通称ブルネイ)はボルネオ島の一角にあり、クアラルンプール経由で行く小さその生活を記録しようと、院生やOGなど計7名で訪ねました。
今年も飛行機に乗り遅れた学生が一日遅れで合流したり、雨に降られたりと珍道中でしたが、ニアス島の人たちはインドネシアには珍しくキリスト教が多数で、一家族に4~5人こどもがいるなど、生活感にあふれる美しい集落で、まるで数十年前にタイプスリップしたかのような時間を過ごしました。
リサーチをする学生達を子ども達が追いかけ、どちらが観光しているのか分からない状態に。最後は子ども達と一緒に遊んでいたりしました。
その結果、建築内部などもリサーチ出来、伝統的木造建築にも関わらず、ニアス沖地震で倒壊しなかった構造や、独特の宗教観に基づいた建築空間構成や建築装飾などの多くの発見のある楽しい旅でした。
詳しい報告は、院生たちが写真や動画などを工夫して、伝統的木造集落の現状を伝えるwebページを作って公開します。すこし待って下さい。
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