岐阜・石川・富山・新潟・長野を巡る北陸ゼミ旅行へ

5/16(金)〜18(日)に、恒例の春の研究室ゼミ旅行へ。

色々企画をして、今年は豪華に2泊3日の北陸の建築と街を見る旅。

今年は研究室の人数が半分なので、3年生や他研究室の学生が多く参加してくれた。

 

天気も良く、心配していたスケジュールも順調。遅刻やトラブルもなく、快適で充実した旅行だった。少ないメンバーで3月4月と何度も準備してくれた幹事のみんな、お疲れ様。

特にIT・WKTKは良く頑張ってくれた。どうもありがとう。

 

初日は、新宿から一路塩尻のえんぱーく(柳澤潤)へ。出発が遅れたので早回しで見学し、高山へ。町歩きをして吉島家住宅を見学。急いで白川郷へ。5時をまわってしまい展示は見れなかったが、ほぼ貸し切り状態の白川郷をゆったり散策。

宿泊先の茅葺きの温泉つき白山荘へ。宿は貸し切り。夜は大貧民で盛り上がる。

 

2日目は、五箇山集落を見て、金沢21世紀美術館(SANAA)へ。近くの鈴木大拙館(谷口吉生)へ移動。庭園とランドスケープとディテールが素晴らしい。

バスで少し離れた金沢海みらい図書館(シーラカンスK&H)へ。伸びやかなスケール感と空気感が良かった。その後、高志の国文学館(CAn)に寄って、富山へ。

グランドプラザ(日本設計)を案内してもらってから、富山市西町南再開発ビル(隈研吾)の現場を3期SITに見せて貰う。ちょうど鉄骨が見頃で、とても勉強になる。いろんな場所で卒業生が活躍しているのはいいね。お世話になりました。

宿泊は入善町山いろり館。蔵のある大きな民家を貸し切れて、いろりを囲んでバーベキューで盛り上がる。

 

最終日は、念願の糸魚川の谷村美術館(村野藤吾)を見て、小布施の町並みとまちとしょテラソ(古谷誠章)を見学。町歩きの時間が少なかったのが残念。

最後に、出来たばかりの上州富岡駅(武井誠)と世界遺産になった富岡製糸場を見学して、19:00に新宿に帰着。

 

少し慌ただしい見学ばかりだったけど、多くの建築や町並みを見れた充実した建築見学旅行だった。

今までで一番充実していたゼミ旅行かもしれない。まあ3日だから当然か。

ただ、例年盛り上がる朝のスポーツ大会がなかったのが少し残念だった。

 

建築的には、図書館・美術館・駅・博物館などいろんな新しい公共建築が見れて参考になったと思う。白川郷や高山・小布施などの町並みも良かった。来年からは歴史的な場所も候補にしていこう。

 

今年はきちんとしおりを作ったからか、設計の意図を読み取って見学している学生が多かった。

構造やディテールまで読み取れるようになると、更に面白くなる。そのためにはまず勉強。

 

参加者:19名(学生18名) 中型バス27名乗り

 

日程(予定) :

5/16金)

8:30 新宿駅西口

11:00-11:55 えんぱーく[CONTEMPORARIES] 

14:20-15:15 飛騨高山

16:20-17:30 白川郷 荻町集落

17:55     白川郷 白山荘 宿泊

 

5/17(土)

8:00     白山荘 出発

8:55-9:35   五箇山

10:40-11:40 金沢21世紀美術館[SANAA]

11:50-12:20 鈴木大拙館[谷口吉生]

12:40-13:10 金沢海みらい図書館[シーラカンスK&H]

14:30-15:20 高志の文学館[伊藤恭行/CAn]

15:30-17:00 富山市西町南再開発ビル[隈研吾]・グランドプラザ[日本設計]

17:50     入善町 椚山いろり館 宿泊(バーベキューイベント)

5/18(金)

8:30     椚山いろり館 出発

9:15-10:00  谷村美術館[村野藤吾]

11:40-12:20 まちとしょテラソ[古谷誠章]

12:25-13:05 道の駅オアシスおぶせ 昼食

14:40-15:20 上州富岡駅[TNA]

15:30-16:10 富岡製糸場[オーギュスト・バスティアン]

 

18:00    新宿センタービル前 解散